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蓮池透さん登場。 [jam THE JAM]

 2月1日のジャムザワールドのご報告がまだでした。この日は、15MINUTES・拉致問題特集で蓮池透さんをお迎えして、主に訪朝から戻った直後の山崎拓議員と会談した内容についてお聞きしました。3月中に北朝鮮に大きな変化がありそうだということ、その頃には再度山崎氏は訪朝するつもりであることなど、山崎サイドからの情報に対して、蓮池さんからは「政府と一体となって外交は勧めて欲しい」旨、伝えたということでした。同時に、米朝間の合意が拡がっていく中で、もはや強気一辺倒ではなく、様々な手を尽くして拉致被害者の帰国を実現することに努力を傾注して欲しい、蓮池さんたちはそんな風に考えておられるようでした。

 幸か不幸か、国内的にも安倍内閣の求心力が急速に弱まり、夏の参議院選挙にかけて政治的な流動性が次第に高まっていくなか、北朝鮮による拉致問題解決のための試みは、大きな節目を迎えることになりそうです。以前、「米朝の国交正常化が行われでもした場合、日本はカネの詰まったカバンを持ってあとからついていくことを強いられるかもしれない」という意味のことを言ったことがあり、蓮池さんの認識と近かったことにハッとさせられました。実益を獲得するためには、もはや体面が傷つくことを避けていられないのかもしれません。山崎氏の「俺がやらずに誰がやるんだ」といういつになく頼もしい発言が蓮池さんから伝えられましたが、「二元外交」の誹りを受けながら、仮に山崎ラインでの進展が見えてきた場合、安倍政権は決定的なダメージを受けるのかもしれない、あるいは、そうなってしまう前に内閣改造に踏み切ることができるのか、そこが当面の焦点になるのかもしれません。

 この日のカッティングエッジは、ノンフィクションライターの武田頼政さんと電話で話しました。テーマは、週刊現代に武田さんが連載している《大相撲八百長疑惑》です。相撲協会内部に相当数の情報提供者がいて、武田さんのストレートな問題提起の根拠になっているようでした。電話を切ったあとで考えたことですが、この間の相撲を巡る諸現象、例えば、稽古不足の朝青龍が何故か圧倒的な強さを誇り続けていること、懸賞金がヤケにたくさんになっていること、非常に短い相撲が多くなっていることなど、「八百長」という前提を置いて考えると納得のいくことが多いように思います。まあ、夢のない話ではありますけどね。武田さんは、訴訟をチラつかせながら実際には訴えてこようとしない相撲協会と相撲界に対して、「自分の指摘に正面から答えなくても良い」、ただひたすら、「面白い真剣勝負の相撲を見せてくれるだけで良いのだ」と言っていました。「八百長なし」「カチンコ」といわれた若貴の取材をしてこられた武田さんだけあって、相撲に対する情熱が取材を支えていたんですね

 ヘッドラインニュースの中でコメントを付したのは、〈JR福知山線事故・意見聴取会でJR西日本の責任逃れ〉、〈そのまんま知事の宮崎県で鳥インフルエンザの拡大〉、そして、〈「産む機械」発言の柳沢大臣を安倍総理が徹底擁護、予算委空転〉の三つでした。

 



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