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「2ちゃんねる」は永遠? [ANCHORの庭]

  2月5日のスーパーニュース・アンカー。前日の選挙結果のニュース(愛知県知事選と北九州市長選)から、大阪市・長居公園ホームレスのテント撤去、総務省による子どものインターネット利用調査結果について、などでした。

  インターネットの利用に関しては、とくに子どもが「2ちゃんねる」などの「有害」サイトに親しんでいたりすると、親や教師は不安で溜まらないようです。2000年5月に起きた佐賀のバスジャック事件では、犯人の少年が事前に書き込みをしていたとされ、以後「2ちゃんねる」はインターネットの有害性を象徴する言葉となってしまいました。そんな「2ちゃんねる」を許し続けているインターネットに子どもが接近することは、犯罪まではいかないとしても、「エッチな情報」に接する可能性を想像するだけで、親の心理的抵抗の度合いは針が振り切れてしまうのでしょう。

  私自身は、「2ちゃんねる」のような匿名掲示板には問題が多いと思っていますが、同時に、匿名でなければ情報を発信できない弱い立場の人々にとっては、そうした場所の存在が心の拠り所になっている面もあるのかなと、ある意味で肯定しているところがあります。既存メディアの代表格であるテレビが、「2ちゃんねる」を引き合いに出してインターネットを批判するのは、いつかは自らの立場を脅かしかねない強力なライバルに対する不安の現れという面がないでしょうか。総務省の発表は、そのあたりを十分計算の上で出されているのではないかと想像します。ともかく、ネットを「2ちゃんねる」に代表させてしまうのは無理がありますから、ネットについて語るときは冷静さを心掛けたいと思っています。

  ただ、山本浩之キャスターとゲストの茂山宗彦さん(狂言師)のお二人は、実際に「2ちゃんねる」にトンでもないウソを書かれてしまったとのこと。これはいけないですねえ。「2ちゃんねらー」のみなさん、ウソは出来るだけやめてくださいね。お二人が怒るのは無理もない。因みに、テレビの露出が少ない私については書き込みも少ないので、あまり参考になりませんが、私自身は「かなり正確に見てくれているな」と感心したことがあります。まあ、ここでは具体的なことは書きませんけど、彼らがよく使う「ウヨ」とか「サヨ」というような用語で括れずに困ってしまったらしく、結構正直に、その戸惑いのようなものを書き込んだりしていて、思わず微笑んでしまったくらいです。

  この「2ちゃんねる」についての最新のニュースは、管理人の「ひろゆき」氏に間接強制がかけられていて、やがてドメインを差し押さえられ、使用不能になるのではないかという話ですね。まあ、しかし、「5ちゃんねる」とか「7ちゃんねる」以外にも名前はいくらでもあるでしょうから、こうした匿名掲示板はなくなることはないのでしょうね。


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共通テーマ:日記・雑感

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