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ホントにホントにお久しぶりです。 [ブランチ業務日誌]

  みなさん、お久しぶりです。実に八ヶ月、このブログの更新をサボっておりました。まあ、こうした場を設けておきながらずっと「開店休業」状態だったことについては言い訳のしようもないのですが、今年四月から文化放送の新番組(「吉田照美のソコダイジナトコ」)への出演(火曜日のコメンテーター)が始まり、関西テレビ、J-WAVEと併せ、自分の意見を言う場を週に三回もいただく幸運に恵まれたため、あらためてブログで言うべきことの次元をどんな風に考えたらよいのか、よく見えなくなっていたのだと思います。再開するにしても、またすぐに止まってしまうかもしれませんが(笑)、ときどき、覗いてみていただければ幸いです。

  さて、このところ、内田は国会や国会議員の取材を心掛けるようにしてきました。なにしろ、今度の臨時国会は、「ねじれ国会」の言葉に象徴されるように、非常に特殊な政治状況下で行われている。説明は敢えて省きますが、国会審議の内容が、常に政局とも直結する形で動いている。少なくとも、そのことを誰もが強く意識しながら行動していたわけで、少々興味本位的な言い方を許していただければ、実にワクワクするような状況だったのです。

  まあ、しかし、ねじれ国会だの越年だのと言いますが、防衛省と守屋前次官関連の疑惑追及が一巡したあと、薬害C型肝炎訴訟が和解と政治決断の局面を迎え、「宙に浮いた年金記録問題」が「公約違反」問題で再び高揚してくるまでの一時期、かなり弛緩した状態だったことも事実です。
  勿論、新テロ対策特措法案が今国会の最大のテーマであったことは間違いないけれど、例の「大連立」騒動の直後に行われた世論調査で内閣支持率が意外にも低下してしまったこと、さらに、大阪市長選挙での与党大敗という出来事があったため、とにかく解散・総選挙だけは何としても避けるということが第一課題になってしまった。となれば、如何に大切な新テロ対策特措法案であっても、「ま、別に今通さなくてもいいか」ということで、一時、緊張感が失せてしまった。さすがにいよいよ尻に火がついて、「衆議院の三分の二で再議決」とか「問責には法的効力はない」「国会再延長」と再び言い出すようになったと思ったら、二つの大問題が持ち上がってしまった、そんなところだったのでしょう。

  「薬害C型肝炎問題」と「年金(記録)問題」。この二つは、福田内閣の命運を左右する重大問題であるにも関わらず、政権の内部で対処法が十分検討されてこなかったのではないかと訝りたくなるほど、対応のまずさが目立ってますね。いや、それどころか、「宙に浮いた年金記録」の処理について公約違反を指摘されるや、福田総理を始め、町村官房長官、舛添厚生労働大臣と、この問題のキーマンたちは揃って狼狽してしまい、醜態を曝してしまった。これは一体なぜなのか。おそらくその背景には、夏の参議院選挙大敗北という苦い記憶、その記憶としっかりこびりついた年金問題のトラウマがあるんでしょうね。
というわけで、また再び内田は国会内や周辺をうろつくことにしたいと思ってます。ご報告は各番組の中で、あるいはこのブログですることにしましょう。また。


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