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映画の日くらい、映画館に観に行かなくちゃ。 [jam THE JAM]

昨日のジャムザワールド、いかがでしたか?

カッティングエッジは世界エイズデーに因んで、
「ぷれいす東京」の池上千寿子さんに電話でお話を伺いました。
実は、今を去ること15年ほど前、エイズ問題が日本でも騒がれるようになった当初、
池上さんには何度か取材でお世話になったことがありました。

物静かで、しかし、言うべきことはハッキリと仰る尊敬できる方です。

15年たって、その池上さんが、日本のエイズ問題の現状を大変深く憂慮されているのが
リスナーの皆さんにも伝わったことと思います。HIV感染者とAID患者の累計が
一万人を突破。しかも、若い人たちの間で、エイズ問題に対する警戒心が非常に弱くなっている。
ハッキリ言って、かなりヤバイです。

エイズの上陸がはっきりしたのはずいぶん前ですが、当時、日本でもパニックが起きました。
しかし、そのあとの無関心の時期にこそ、感染は大きく拡がっていった、、、。

現在の状況はそのときとは違いますが、いずれにせよ、無関心と無警戒は、
この病気を克服する上でもっとも厄介な障害となるものでしょう。

後代にこの問題のツケを残さないために、
もう一度、警戒心を呼び起こすようなことをしていかないと、、、。

そして、差別の問題とも関係しますが、
この病気は「予防できる」こと、
「感染したからといっても、命を失わずに済むかもしれない」こと、
さらに、感染を見逃していると、大切な人を感染させてしまうかもしれないこと、
この三つのことが大事なんだと思います。

15MINUTESは、保険の買い取りビジネスについてでした。

議論の内容は繰り返しませんが、
制度改革でできることが色々ありそうだなというのが私の実感です。
その場合に、困っているガン患者さんの足元を見て利潤追求に走る企業がでてこないよう、
いくつかの工夫をする必要がありそうですね。
ご存じの方は少ないかもしれませんが、
リバース・モーゲージ(住宅担保年金とか逆抵当融資と呼ばれる)
と似た発想が必要なのかなあ、などとも考えました。

しかし、裁判は、個別のケースについては否定しながら、
「生命保険の売買が患者にとって有効な方法となりうることも伺われる」
なんて言っているらしい。こういうのは、やっぱり変だと思いました。
こんな風に格好を付ける判決が増えているんだけど、
本当に「有効」かもしれないと思うなら、
争いのあるケースについて、法的にオーケーを出す余地が
あったんじゃないかと言いたくなります。
意義を認めながら具体例を否定するのでは、
この買い取り会社は「ダメ」というようなことになってしまう。

この問題、機会を見つけてもっと勉強して報告できるようにしたいなあ。

*今回、ちょっと工夫をしたところがありました。
前回の放送のテープを自分のクルマで聴いてみたら、
「うーん、こりゃ、ちょっと重い!」というのが感想でした。
で、ちょっとだけ、しゃべるスピードを早くして、
一語一語を軽くしてみたんですけど、
気が付いてくれた人いました?

次回はジョン・レノンの命日ということで、
意外な人物をお招きする予定ですよ。
お楽しみに。

J-WAVE

 


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