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もういくつ寝ると、ワールドカップ♪ [jam THE JAM]

6月8日のジャムザワールド、サッカーワールドカップ開幕前日の放送となりました。前回同様、少々賑々(にぎにぎ)しくスタートしましたが、実はそれ以外の大きなニュース山盛りの一日でもありました。

秋田小一児童殺害事件では死体遺棄容疑で逮捕されていた容疑者の女性が殺害を認めたという一報、イラク・アルカイダ聖戦機構を名乗るザルカウィ氏がアメリカの誘導爆弾による空爆で死亡、組織側もザルカウィ死亡を認めたという報道、さらに、北朝鮮が韓国の拉致被害者金英男さんの存在を認め、母親との再会を確言したニュースなどです。それから、株価の下落はついに1万4千円台に突入、今日、番組で実施した「抜き打ちテスト」の奨学金も下がり続けています(涙)。

さて、ニュースのコメントでも触れたように、ザルカウィ殺害については、ブッシュ大統領は大喜びしていることでしょう。何しろ、このところアメリカ国内で大騒ぎになっているイラクでの住民虐殺疑惑(最も問題とされているのは、バグダッド北西240キロのハディーサで起きた事件。幼児や妊婦を含む無抵抗のイラク人24人を、路肩爆弾で兵士一人を殺された海兵隊兵士らが、いわば腹いせのために射殺した)を一般国民の脳裏から消し去るために、このニュースは散々利用されるに違いありません。自動小銃で頭を吹き飛ばされた幼児の映像に代わって、今度は破壊されたザルカウィの隠れ家が三大ネットワークの画面を占領するのでしょう。イラク戦争そのものの泥沼化は隠そうとして隠せる程度のものじゃないけど、一時的にでも、「米軍はキチンと仕事をしている。イラクは良い方向に向かっている」と多くの国民が思ってくれれば儲けもの、ひょっとしたら政権が抱えてしまったこの大問題を、うまく回避できるかもしれないと思っているのかも。

さて、番組の各コーナーを振り返ります。この間、各曜日ともカッティングエッジの代わりにお送りしている「フットボールフィーバー GO!GO!ニッポン!」は、金子達仁さん率いる「拳(こぶし)組」のみなさんに日替わりで情報を届けてもらっています。今日は、ハンブルクの自宅に戻ったスポーツライターのお一人に話を聞きました。ドイツでは、国旗をあしらったビールを一本150円という安さで売り出し、大変な人気を博しているとか。便乗商法とは言わないのでしょうが、ドイツ人も商魂たくましいですね。

15MINUTESは、タケシ軍団の一員でもある、水道橋博士をスタジオにお呼びしました。以前、私は関西テレビの番組でご一緒したことがありましたが、まさか健康本まで書かれているとは驚きでした。タイトルは「博士の異常な健康」。昔、「博士の異常な愛情」という映画(ドクター・クレイジーラブという英語タイトルを「誤訳」したものと言われてます。)がありましたので、どうもそれをもじって付けたタイトルのようです。内容は、博士がチャレンジした様々な健康法の中から、これはいける!というものを厳選して掲載したものだそうです。具体的にはどうぞ、本をお買い求めの上、お読みになっていただきたい。

今夜、水道橋博士と話していて感じたのは、自分で試してやろうという精神です。おそらくは好奇心の塊のような人なのだと思いました。もう一つ、エンディングのところでも言いましたように「(人は皆)余命八十年の末期ガン患者」というフレーズが耳に残りましたね。終わりを意識して初めてできることが、世の中にはたくさんありそうです。少なくとも、一回きりの限りある人生だからこそ充実した時間を過ごしたい、悔いのない生き方をしたいと思えるのかもしれません。メメント・モーリという言葉も思い出しました。

博士の異常な健康

博士の異常な健康

  • 作者: 水道橋博士
  • 出版社/メーカー: アスペクト
  • 発売日: 2006/03/20
  • メディア: 単行本


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