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ブラジルはやっぱり強かった、、、。 [jam THE JAM]

サッカーワールドカップ、残念でした。さすがに王者ブラジルを破ることは難しかった。前半こそ、互角に戦っているように見えたけれど、後半は子ども扱いでしたね。こちら側と向こう側とでは、やっているゲームそのものが別のものだったのではないかと思えたくらい、基本的な技術の差を見せつけられた思いがしました。サッカーはやっぱり、ボールを正確に蹴り、正確に止め、周りを見て安全なところに素早くパスを出すという、こうやって書いてしまうと身も蓋もないような単純な技術の集積でできあがっている。しかし、それが、実際にはとても難しいことで、チームで戦った場合にさらにその技術的な集積の差が露わになってしまう恐ろしいゲームという気がしました。まあ、でも、日本代表、よく戦ったのではないでしょうか。彼らを責める気は全くしませんね。ひたすら、お疲れさまでした。(中田の「倒れ込み」は嫌な感じがしました。オレは頑張ったのに、周りの奴らが言うことを聞かないものだから、という言い訳にしか見えませんでしたから。)

6月22日のジャムザワールド、そんな対ブラジル戦直前ということもあって、15MINUTESはブラジルのサンパウロとドイツの二カ所に電話をつなぎました。サンパウロのニッケイ新聞編集長深沢さんのお話、愉快でした。「国家機密扱いされていたロナウドの体重は90.5キロ」は、思い出しても笑っちゃいます。ドイツで取材中のスポーツライター金子達仁さんは、いつもの金子節(かねこぶし)全開というか、かなり皮肉っぽい調子でしたので爽やかとは言えませんでしたが、ま、でも、さすがは専門家、指摘は的を射ていたのでしょう。それにしても金子さん、ジーコが嫌いなんだなあ。

いつものカッティングエッジはお休みして、代わりに、日本銀行福井俊彦総裁の村上ファンド拠出問題で明治大学高木勝教授と話しました。ようやく野党も党首会談で「総裁辞任要求」を出したようですが、ちょっと遅いですよね。

福井総裁は、常識となっているブラインド・トラスト(特に金融関係の公人が、任期中、財産運用を専門会社に丸投げして、一切、情報のやりとりを遮断すること)を使うこともなかったこと、さらに、村上ファンドに拠出していただけでなく、東京地検の捜査対象がライブドアから村上ファンドに移りつつあった今年二月には、なんと解約に及んでいる。どうして解約できたのか、なぜこのタイミングで解約したのか。これ、究極のインサイダー取引という疑いをもたれて当然でしょう。

福井氏の国際的な「手腕」を惜しむ声があるようだけど、現在収監され服役している人の中にだって、娑婆に出して仕事させたら非凡な力を発揮しそうな人なんて、いくらでもいますよ。福井総裁は最低でも即刻辞任、本来なら東京地検がもっと本格的な捜査対象にして、真相を明らかにすべきだと思う。あ、でも、そもそも地検が福井氏を立件するだけの証拠を集められそうにないと判断したからこそ、「社会的制裁」のためにマスコミにリークすることになり、「村上ファンドへの拠出」が「露見」したのだという見方もあるでしょうね。ということは、立件はないわけだから、精々、辞任させないと。野党が途中で投げ出したりしたら、ここは一つ、怒りを胸に、数万人で日銀を取り囲めば、辞めるしかないんじゃないのかなあ、福井さん。表現の自由は確か憲法上の権利だったような気が、、、。


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