スタジオはテレクラ状態に！？

１７日のジャムザワールドは異例ずくめでした。

まず、スタジオにゲストが一人もいなかった。
いつもは１５ＭＩＮＵＴＥＳにゲストをお招きしますが、
この日は電話で川島令三さん紀藤正樹さんのお二人にお話を伺うパターンになりました。
テーマは、東武野田線の運転士が運転室に三歳の長男を入れて懲戒解雇された事件。
いただいたご意見のメール、大変な数に上り、これも異例なほどでした。
議論しやすいテーマだったんだと思います。
たくさんのメール、ありがとうございました。

ただ、事件の詳細に入ると分からないことが多すぎて、議論の落ち着き先が無かった、、、。
お二人の意見は、「今回の件だけで懲戒解雇されたわけではないだろう」
というところで一致していましたから、「懲戒解雇、是か非か」という設定自体、
成立が危うかったのかもしれません。
ただ、議論の過程では色々なことが明らかになりましたから、
それでもって良しとしましょう。
会社ローンの棒引きで退職金代わりにするなんていう話、
紀藤弁護士から伺うまでは全く知りませんでした。

カッティングエッジは野田正彰先生。
「性犯罪者の再犯防止対策はうまくいっているか」という冒頭の質問に対しては、
実は、「答えにくい」という先生の感触が予め伝わってきていました。
それでも敢えて質問したのは、相手の方が逡巡するような問いに対する答えには、
往々にして、重要な事実が隠れているからです。
先生のお答えは、「法務省が怠慢でデータを出さないので判断できない」
というもの。やはり重要な情報が含まれていました。
これから新しい矯正教育が始まるようですが、
法律の改正を含めてウォッチしていかなければならないということが
よく分かりました。野田先生に感謝、です。

えーと、いただいたメールの中に、いつも聴いていてくださる方からの
大変励まされるメッセージがありました。ちょっと照れくさいけど。
「落ち着いた声で、疲れているときにお声を聴くととてもリラックスします。」
わーい、嬉しいなあ。こんなガラガラ声でもリラックスしてくれる方が！
まあ、逆に「あんたの声、聴くだけでイライラするわ！」なんて
怒っている人もいそうで恐いですが（涙）。
ともあれ、温かい励まし、本当にありがとうございます。

来週のテーマは、また、こりゃ、ハードな、、、。

＊先週の放送（１１月１０日）の僕のコメントについて、一つ抗議がありました。
お知りになりたい方は、翌日に書いた記事へのコメント欄をご覧ください。

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