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ビニール紐と森 [森の記]

我が家近くの森、散歩で毎日お世話になってますが、
このところ、ちょっとした異変が。

毎年秋が深まる頃になると恒例のようになってるんだけど、
近隣の小学校が授業の一環として子どもたちに
「自然物を使った創作」をやらせているんですね。

子どもたちは、木の枝や葉っぱで様々な「芸術作品」を作っている。
結構独創的なものもあって、それが小さな里山の森のあちこちに点在して
いるのを見るのは、一種、不思議な、楽しい経験でもある。

それ自体はとても良いことなんだけど、実は問題がある。

使われている材料の中に、ガムテープだとかビニールだとか、
要するに、森の中に本来落ちていないようなものまでが入っていて

うーん、ちょっとどうかなあ、と。

まあ、そういうものを使うことは、もしかしたら仕方がないのかもしれない。
でも、この「創作物」、ちゃんと片づけてくれないんですよ。
つまり、その期間が終わると、森のあちこちに得体の知れない
ゴミの山ができて、ビニール紐なんかが散乱することになる。
これ、困ります。

そんな状態が続くと、今度は一般の人の中に、
平気でゴミを捨てていく人が増えてしまう。
実際、去年もレジ袋なんかがこのイベントを境に急に増えてきた。
今年はまだ期間中だけど、既にゴミの投棄が増えています。

片づけるところまでやって、初めて教育だと思うんだけどなあ。
ついでに、森の掃除もやったらいいのに。
また、学校に電話しなくっちゃ。


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コメント 2

レイチェル

はじめまして^^
そうですよね。最後までして・・で完了でしょう^^
家庭科だって!お片づけをちゃんとするでしょうし・・ね。
独創性を育てるのは大変結構な事です・・が・・・
本末転倒ですよね。結局のところ、自然が泣いちゃいますものね。
学校のHPがあったら、書き込んでしまいたいですよね。
「ゴミで何か作品できませんか?・・・」って
by レイチェル (2005-11-19 20:51) 

uttii

レイチェルさん、コメントありがとうございました。

まあ、あんまり目くじらたてたくはないんですけど、
毎日その恩恵にあずかっている森のことなので、
色々言いたくなります。

前回のJ-WAVEの放送、マクロミルのケースファイルの
テーマは、ラムサール条約と環境問題だったんです。
そこで、自分にとっての取り組みは「身近な自然を楽しむことです」と
少々キザなことを言ってしまったんですが、
その自然というのが、まさしくこの森のことなんです。
どんどん建て売り住宅に開発されていって、
もう、以前の五分の一くらいに小さくなってるんですけど、
それでもまだ貴重な森というわけなんです。

今後とも、よろしくお願いします。
by uttii (2005-11-19 23:47) 

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