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ヒューザーの小嶋社長はテレビを梯子 [jam THE JAM]

24日のジャムザワールド、どうでしたか?
ニュースが広島女児殺害事件と耐震強度偽装問題に集中する形になりました。

セコムのココセコムを紹介したカッティングエッジは、
事件そのものからは少し遠い話になっていたかもしれません。
でも、一年前の奈良の事件から先、親御さんに一様に拡がってきた
不安を示す一つの兆候として、見ておく必要があると思います。
GPSや携帯電話網の利用という優れた点があると同時に、
それだけで安全が完全に守られるわけではないという点も知っておくべきことでしょう。

単純な商品コマーシャルにならないように気をつけたつもりでしたが、
どうだったですか?

15MINUTESは、「建築Gメンの会」所属の一級建築士の方をお招きしました。
建設業界はトンでもないことになっているというのが僕の感想です。
お招きした方は大変誠実で良心的な方でしたが、それでも、
「姉歯さんは例外」と言われると、それはちょっとどうかなあ、と率直に思いました。
ましてや、イーホームズには「構造設計書が読める建築士がいなかった」から
偽造を見抜けなかったのは仕方がないというニュアンスで言われると、
「それならば確認検査機関の看板を下ろすべき」と応じざるを得ませんでした。

昨日になって、姉歯氏やヒューザー、イーホームズを含む関係者が事件発覚の20日も前に
対策会議を開いて、ヒューザーなどは偽装の公表を控えるよう主張していたことが
明らかになってます。それと、事件に直接関係する建築設計事務所の社長が、
行方不明になっているようです。まだまだ色々なことが次々と明らかになり、
事態の進展も見られることでしょう。

昨日のお話の中で一番大事だと思ったのは、
このところ東京二十三区内で非常に活発に行われているマンション建設の背景
今回の事件の関連について、でした。
とにかく凄い勢いです。
バブル崩壊で都心の地価が下がり、
規制緩和もあってマンション建設が急増。
ところがここへ来て都心だけ地価が上昇に転じ、その分のコストを削減するためには
建築主はどこかで帳尻を合わせなければいけない。その分、利益が減ってしまうから。
そこで手をつけたのが「耐震強度の偽装」だとすると、
これは大変なことです。

マンションの建設ラッシュは、都内のあちこちで地元住民とのトラブルを起こしていますが、
そのマンションの設計はどうなっているのか、当然、一つ一つ厳重な吟味が必要でしょう。

それと、エンディングで僕が口にした「安普請」という言葉。
主に、自分の家を誉められたときに謙遜して「いやいや、安普請ですよ」
などという風に使うことが多いようです。あまり、若い人は使わない言葉でしょうね。
でも、社会システム全体を家になぞらえて「社会全体が安普請」と表現するのは、
案外分かりやすかったんじゃないでしょうか。

さて、来週。またまた仰天の社会問題。お楽しみに。

J-WAVE


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