SSブログ

随分サボっちゃったんで、お詫びのしようもなく。 [jam THE JAM]

いやはや、いくらなんでもサボりすぎですよねえ。スミマセン。これからは心を入れ替えて、、、。まあ、とりあえず、リハビリもかねて、少しずつ書いていきますので、ご辛抱、またお付き合いのほどを。

さて、8月のレーティング週のジャムザワールド、24日は「劇団ひとり」こと、川島省吾さん、31日の方はベストセラー「バカの壁」でお馴染みの解剖学者、養老孟司さんをゲストにお迎えしました。みなさん聴いてくれました?

「劇団ひとり」さんは、画面でみるよりも才気走った感じがお顔の表情に出ていました。とにかく、処女小説「陰日向に咲く」が50万部を突破する勢いだそうで、これじゃ並み居る作家の皆さんも真っ青。僕も読みましたけど、最初の作品とは思えないほど完成度が高いと思いました。文藝評論家ではないから、専門的に言ってどうなのかは分からないけど、話の構造が実によく練られていて、織物のようだと言ったらいいのか、複数のエピソードが絡み合っているんですね。話をいくつも組み合わせることによって、大きなストーリーを一つ描きたいという野心溢れる作品になっていました。 

陰日向に咲く

陰日向に咲く

  • 作者: 劇団ひとり
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: 単行本

 「劇団ひとり」さんの場合、おそらくはかなり恵まれた少年時代を送り、接することのできた様々な情報によって、人格が形作られてきたのでしょう。少し残念に思ったのは、貧しい人々への視線というものが全くないこと。世の中に不幸な人はいないと思っているようなふしがありました。だからというわけではありませんが、お笑いの世界よりも、文藝の世界のほうがご本人もしっくりきているのではないかという気がしました。

 養老さんのことはまた別の機会に。

 さて、ジャムザワールド、もう随分前になっちゃいましたが、7月27日の15MINUTESは、池谷薫監督のドキュメンタリー作品、「蟻の兵隊」について監督ご自身をスタジオにお呼びしてお話を伺いました。東京・渋谷イメージフォーラムで今も上映中ですので、お時間がある方は是非ご覧になると良いかと思います(各地で上映される予定です)。相当評判がよいらしく、かなりのロングランになってます。

 http://www.arinoheitai.com/

 この映画、最初、少し取っつきにくい面があるかもしれませんが、話は徐々にテンションを上げていき、人間の複雑さを抱えながら、それでも問題の核心をついていきます。ドキュメンタリーの手法が依然として有効なのだということを再確認させてくれる映画でもありました。映画の具体的な中身については敢えて控えますので、どうぞ、ご自分で確かめてみてください。

 


 


nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

メルマガ登録・解除
 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。