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モナ [ブランチ業務日誌]

  山本モナさん降板の件について、10月23日月曜日のニュース23で発表がありました。おそらくとっくの前に降板は決まっていたのでしょうが、衆議院補選の最中に発表した場合、「モナ」と口にするだけで民主党に関する殊更に否定的な印象を広めることになり、あとから抗議を受けかねないと判断して公表を控えてきたのかもしれません。日曜日の投開票で補選が終わり、発表しない理由がなくなったということになります。ましてや、二つの選挙区とも民主党の惨敗とあっては、その要因の一つとなったモナさんを早く切ってしまいたいとTBSが考えても不思議ではない。また、降板そのものの理由としては、さらなる写真掲載に関して、講談社(フライデー)とTBSの間で最終的な合意が出来なかった、つまり、止められなかったということがあるかもしれませんね。実際、最新号のフライデーには、細野豪志代議士とは別の男性との艶聞を想像させる写真が掲載されていました(細野氏はともかく、モナさんについてはメジャーになる直前に叩き潰してしまったわけですから、もう、スキャンダリズムとしても方向性を失った写真掲載と言わざるを得ませんが)。

  さて当日、この告知はどんな風に行われたのか。モナさん降板の事実が告げられたのは、この日の番組終了間近、お天気の前のところでした。まず膳場アナが「さて、体調を崩して休養していた山本キャスターが、今日で番組を降板することになりました」と口火を切り、スポーツ担当の男性アナが「えー、山本さんは今日、所属事務所を通じまして降板の意向を申し入れ、TBSもこれを受け入れたものです」と続け、それを受けて筑紫哲哉氏が「えー、短い間で、残念でした」とだけ付け加えました。ここに書き記したコメントは、一字一句間違いのない、正確なものです。

  誰もが知っていることですが、モナさんが「体調を崩して休養していた」というのは事実ではありません。この言い訳は、モナさんを画面から追い出した当初から使われていたわけですから、TBSとニュース23はこの嘘をつきつづけてきたわけです。ところが筑紫キャスターは自分の口で「休養」とは言わない。これは狡いと思いました。嘘は膳場アナに言わせるという訳です(嘘という意味では、山本さんの所属事務所が「今日、降板の以降を申し入れ」たという男性アナの言葉も明らかな大嘘ですね。「TBSもこれを受け入れたものです」というに至っては、嘘である上に居丈高というか余りに偉そうです)。モナさんを本当の意味で庇わなかった細野豪志代議士も唾棄すべき男ですが、視聴者に真実を説明して問題を処理しなかったTBSと筑紫哲哉氏も酷いと思います。

  しかし、TBSは何故、キチンと事情を公表したうえで、半年とか一年とか、一定期間謹慎させるというような形で決着できなかったのでしょうか。モナさんにはその間に国際的な大きなテーマについて長期間の取材を敢行させ、謹慎明けに報告する形にでもすれば、よくある「キャスター」とは一味違った、本物志向のジャーナリストが誕生したかもしれないのに。

  これでモナさんにはもう浮かぶ瀬が無くなってしまいました。あとは、不倫のイメージを引きずって、そうしたキャラで開き直るしかないじゃないですか。一年くらい経ったら、大阪あたりでけばけばしい化粧にセクシートークが人気の新しい女性芸人が登場するのかもしれません。ああ、可哀想に(勿論、それが性に合っているというのなら別ですが)。

 


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共通テーマ:日記・雑感

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