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東京プリンの被り物は意外に重い [jam THE JAM]

  2月22日のジャムザワールド、冒頭のニュースにコメントしたのは、「黒川紀章氏都知事選に立候補表明」「松下電器のガス湯沸かし器で過去に死者48人」「イランへの制裁延長へ」の三本でした。

 黒川氏が立候補を取りやめる日が来るのか来ないのか分かりませんが、この立候補表明を民主党の一部が評価していると伝えられていることに、私は驚愕の思いでした。どう考えたって、民主党にとっての黒川氏が、石原都知事の対抗馬として意味ある候補たりうるとは思えない。もしかしたら民主党、心の底では石原都知事を応援したいと思っているのでは、なあんて勘ぐりたくもなります。これも邪推と言われるかもしれないけど、「黒川氏がオリンピック招致に反対してみせることで、石原氏を規定違反の超豪華海外出張疑惑や身内優遇疑惑のスキャンダルから救い出そうとしている」という可能性が高いのでは。論点ずらしによる露払い。

  イランについては、アメリカ軍がイラク北部でイラン外交官を拘束したままであること、イラン南部のザヘダンでは警察と武装集団の間に激しい銃撃戦があり、イラン政府は米英の諜報機関が背後にいるとしていること、さらに、BBCが報じたイラン空爆計画などについて触れました。なんだか、もう戦争が始まってしまったかのようなのです。このまま終息するのか、次第にエスカレートしていくのか、大変不穏な状態が続いています。

  カッティングエッジでは、熊本の慈恵病院で計画されている「赤ちゃんポスト」について、当の慈恵病院理事長と電話で話しました。熊本市長が上京して、厚生労働省や法務省に「法的な問題の有無」をただしたというのがこの日のニュースでした。両省とも基本的には設置に問題はないとして、どうやら具体化しそうな勢いです。しかし、その後、安倍総理は会見でこんなことを言ったようです。「ポストという名前に大変、抵抗を感じる。親として責任を持って産むことが大切ではないか。すでにそういうお子さんたちに対応するための施設等もある。匿名で子供を置いていけるものをつくるのがいいのかどうか。大変抵抗を感じる」と(BY 朝日新聞)。至極もっともな意見のような気もするけれど、だったら、何故「問題がある」と言い切らずに、「抵抗感」を強調するのか。どうも、政府内部でもこの種の施設を設けることについては両論があって、とりあえずは熊本のこの病院だけに止めたいという感じが漂ってきます。禁止は出来ない、さりとて奨励するわけにはいかない、というどっちつかずの状態。この問題については、できるだけ早く、違った角度から、まとまった記事を別に書きたいと思ってます。予告しておくと、キーワードは「カトリック」です

  15MINUTESは、東京プリンの伊藤洋介さん(右プリン!)をスタジオにお招きして、バブルについて話しました。コーナーの合間に記念写真を撮りましたが、例のプリンの被り物を付けた伊藤さん、いやあ、実に似合ってました。伊藤さんの近著「バブル・アゲイン」を題材に話を進めましたので、興味のある方は本を読んでください。「ワンレン」「アッシー」「ハウスマヌカン」などの“バブル用語”も解説されてますが、そんなカタログっぽい内容は前半だけで、その後はなかなかに感動的な「伊藤洋介物語」になってます(こんな解説の仕方じゃ伊藤さんに怒られるかもしれないけど)。

バブルアゲイン

バブルアゲイン

  • 作者: 伊藤 洋介
  • 出版社/メーカー: アクセス・パブリッシング
  • 発売日: 2007/02
  • メディア: 単行本


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